2017年2月28日火曜日

レッドインボイスのトラブル

以前にも書いたけど、ベトナムで会計税務上で正式な費用と
認められる要件の1つが、公式領収書があること。
公式領収書は赤い紙であるので、「レッドインボイス」と
呼ばれる。
実際には複写式で1枚目の会社控えは白色、お客さん(購入者)
がもらう方の2枚目(3枚式の場合もある)が赤色の紙である。

ベトナムあるあるだが、このレッドインボイス取得において
よくトラブルとなる。

レッドインボイスは購入側にとっては費用の証拠となるが、
販売側にとっては売上の証拠となる。
ベトナム企業は真面目に売上を申告していないことが多いので
このインボイス発行を嫌がるのである。
インボイスがあると、売上に応じた所得税が発生するのと、
10%のVAT(消費税)を納めないといけないので。
飲食店で食事をした後などにレッドインボイスをお願いすると、
急に料金が10%上乗せされる場合がある。
また、後で送ると言って来ないこともよくある。

最近は、オンラインでの予約、購入などが増えてきていて、
日本以上に進んでいることがあるが、レッドインボイスとの
相性がすこぶる悪い。
オンラインの予約担当者、窓口の担当者、インボイスを発行
する会計担当者が情報共有できていないためである。
また、2000万ドン以上の金額は銀行送金が支払いの証拠として
義務付けられているが、その確認もなかなかうまくいかない。

今日もそれで何度も何度もメール、電話でやりとり。
あー、疲れた。


2017年2月10日金曜日

ベトナムの将来性

ベトナムへ進出する企業の理由は大きく2つある。
1つは、「安い労働コストの活用」で主に工場設立やIT企業。
もう1つは、「成長するベトナム国内市場へ参入」するサービス業。

数年前までは圧倒的に前者のケースが多かったが、最近は後者の
ケースが増えている。

それに関連するデータとして、PwCが発行したレポートが興味深い。
レポート名は、「The World in 2050」。
ベトナムだけでなく、世界各国の将来を数値で予測している。

そのレポートの世界各国の2016年と2050年を比較したGDPランキングに
よると、ベトナムが一番順位をあげる。
2016年の32位から2050年には20位とポジションが12上がる。
続いてフィリピンが9、ナイジェリアが8ポジションが上がる。
その間の各国の成長率は、5.1、4.3、4.2%である。

やはり、こうしたデータを見ると、ベトナムがアジアだけでなく、
世界中から注目を集める理由がわかる。

世界全体では、他にも注目すべき大きな動きがある。
(同様に2016年と2050年の比較)
中国が引き続きトップであるのは変わらないが、米国が2位から3位に
後退して、変わってインドが3位から2位となる。
日本は4位から8位へと大きくランクダウンする。

また、先進国7ヶ国と新興国7ヶ国のGDP合計を比較すると、1995年が
先進国は2倍の規模であったのが、2015年にはほぼ同等、2040年には
逆に新興国が2倍の規模になるのだ!!!
この変化が明確に見えてるんだから、それに対応して動かなきゃ。


先進国7ヶ国(米、英、仏、独、日、加、伊)
新興国7ヶ国(中、印、インドネシア、ブラジル、露、メキシコ、トルコ)

2050年のトップ10
1位  中国
2位  インド
3位  アメリカ
4位  インドネシア
5位  ブラジル
6位  ロシア
7位  メキシコ
8位  日本
9位  ドイツ
10位   イギリス

2017年2月8日水曜日

ベトナム住宅投資②物件編

ホーチミン市内の高級マンションでは、1区の中心部に加えて、
2区と7区が人気である。
2区・・・1区の西側。欧米人も多く、川沿いにはおしゃれなカフェや
     インターナショナルスクールも多い
     都市鉄道1号線が建設中
7区・・・1区の南側。日本人学校がある。韓国人や台湾人も多い。

開発企業としては、ビングループとノバランドが地場企業の大手で
次々と開発を進めている。

日系企業も最近になって進出を続けており、
「大和ハウス工業と野村不動産、住友林業」、「西鉄と阪急不動産」、
「東急電鉄」、「クリード」、「三菱商事」などが開発を進めている。

日系企業よりずっと早くから進出をしているのが、韓国、台湾、それに
シンガポール企業である。
シンガポール企業では、CapitalandとKeppelがベトナムに力を入れている。
Keppelは高島屋が入居したビルの開発主体でもある。

そんな中で自分が選んだのはCapitalandが開発した「The Vista(ビスタ)」。

Vista。手前に建設中の高架鉄道 の高架

決め手は3つ。
①立地
 急速に開発が進む2区にあり、高架鉄道1号線の駅近
 Hanoi Highwayという大通り沿いにあり中心部1区からは6km以上あるが
 渋滞はほとんどなく、車で15分くらいで行くことが可能
 Hanoi Highwayの道の反対側にはKeppelが開発した「The Estella」という
 物件があったが高架鉄道はVista側なのでそのアクセスを重視した 
 物件の北側は川と川沿いに高級ビラが並んでいるので将来的にも眺望は
 よいはず
窓からの眺望

②物件
 オフィス兼サービスアパートの1棟とレジデンスが5棟の大型物件
 敷地内にスーパーやカフェなどがあって便利
 50mの大きなプールがあって子供が楽しめるしリゾート感覚もある
マンションに囲まれた特大プール


③ディベロッパー
 シンガポール企業で安心感がありベトナムの不透明な手続きなどでも
 一定のサポートが期待できる
 Vistaより高架鉄道の駅1つ分中心部に近くVincom Mega Mallに隣接する
 「Masteri」も場所は魅力であったが、商業施設隣接で賑やか過ぎると
 思ったのと地場のディベロッパーは不安だった。また部屋の間取りは
 やや狭く、将来的な売却を考えると外国人好みではなさそうだった

Vincom Mega Mallと奥にMasteri