2013年10月27日日曜日

ミスに対する行動について(日本とベトナムの違い)

会社のスタッフが大きなミスをしてしまった。
クライアントのところで、業務ソフトをPCにインストール
するのを手伝った際に、誤ってPCのデータを消して
しまったのだ。

悪いことに、PCには過去5年分の重要データが保存
してあって、そのほとんどが個人PCの中だけに保存
され、しかもプリントアウトもされていなかった。
クライアントのデータ管理にも問題があったとはいえ、
PCのデータを消してしまったのがスタッフであるので、
こちらも責任を負わざるをえない。

こうしたミスはどこでも起こりうることだが、その後の
対応をどうするかが重要。

一般的には、下記のような対応だろう。
1.すぐに上司に報告
2.初期対応
3.今後の対策

しかし、今回はミスをしたスタッフは責任を全部自分で
背負おうとした。
まずは自分でPCのデータ回復を何度もトライした。
それでも一部しか回復せず、翌日にPCをPC修理店に
持ち込んでデータ回復を依頼した。
その間、まったく上司に報告することなかった。

日本でも(人間一般的に?)ミスを隠そうということは
あるけれど、「報連相」が重要だと教えられているので
日本であれば早めに報告するだろう。
そして、会社としてその後の対応を取る。

ベトナムでは、個人が責任を取って、個人が賠償する
という話になりやすい。
スタッフは始末書に、「自分が費用はすべて負担する」
と書いてきた。
「費用」といっても、PCの修理コストは負担できても、
修復のためにいろんな人が動くコスト、会社の評判を
落としたコストは考えていないだろう。

文化の違いだろうけれど、「会社としての責任」や
「会社としての評判」という考え方は乏しい。
また、今後、同じ失敗を起こさないようにという対策
までには考えが至らない。

ベトナム人は、「報連相」が苦手とはよく言われるが、
自社でもその教育がまったく不足していた。
異国でビジネスをする際には、国によって人の根本的な
考え方が異なるので、会社が基本としたい考え方や
大事にしたいことをしっかりとスタッフに教育していか
なければならない。


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